アロマセラピーの広がり
アロマセラピーの応用範囲
日本におけるアロマセラピー
日本アロマセラピー学会(1997年発足)では、アロマセラピーを医療行為と位置づけ、医療の代替療法として、より安全で確かな治療効果を上げる精油の成分や効果、処方に関する研究を重ね、蓄積されたデータを広く公開しています。
学会発足時は、医療分野におけるアロマセラピーの認知度は高くありませんでした。しかし、10年を経過した現在、会員数は1600人を超え、産婦人科を筆頭に、整形外科、心療内科、耳鼻咽頭科など、様々な分野でメディカルアロマセラピーを導入する医師が増えつつあります。また、精油の鎮静作用によるリラクゼーション作用が傷みや不安の緩和にも有効であることから、精油を用いたマッサージを試みる看護師や介護士が、老人介護施設や緩和病棟でも増えつつあります。