認知症早期診断マーカー
アルツハイマー型認知症早期診断マーカー
1.技術の概要:アルツハイマー型認知症とその他の認知症を早期に鑑別!
(1)糖鎖修飾に異常を有するトランスフェリンを測定することによる、アルツハイマー型認知症の早期診断方法。
(2)シアル酸数の異なる糖鎖の付加したトランスフェリンを定量的に検出し、そのシアル酸数に着目することで、アルツハイマー病の病態を早期に鑑別診断することが可能な診断方法。
2.従来技術・競合技術との比較
【従来の問題点】
(1)従来の診断では早期鑑別診断が困難であった。
(2)問診などの診断では認知症の鑑別が困難で、症状により治療の方法も異なるため、治療開始が遅くなる。
【解決したポイント】
(1)アルツハイマー型認知症に特徴的な糖鎖に着目し、早期診断を可能にした。鑑別が早いことで、早期治療開始できる。
3.技術の特徴
(1)アルツハイマー型認知症におけるトランスフェリンの糖鎖異常を、簡単且つ大量に測定できる測定系を開発できる。
(2)一緒に開発して頂ける企業を求めている。
4.想定される用途
病院等医療施設による認知症診断。